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執筆者の写真Nakamura Mineo

基礎疾患のリスク(感染症と老化)

【思考実験】


日本では漢方もレッキとした医療(医薬品)として認められている(怪しげなナンチャッテ医療とは異なる)


100年前の世界的パンデミック(通称スペイン風邪)の時に漢方治療が非常に貢献して役に立った歴史的事実もあります。


今回、要注意の基礎疾患は慢性炎症としての一面もある(宮坂昌之先生)

サイトカインストームは炎症反応の暴走


因みに、漢方の勉強の時に傷寒論と言う本を使いますが、この本は感染症の治療がベースのテキストになります。

つまり、「漢方で体質改善」と言う事を聞きますが、傷寒論より森道伯先生の漢方一貫堂医学(バブル飽食時代の漢方分類)が体質改善と言う点ではこちらがテキストになります。


漢方一貫堂医学は

1.瘀血証体質

2.臓毒証体質

3.解毒証体質

の3タイプに分けて予防と治療に役に立てました。

テイクアウト、ケイタリングなどで食毒が増加傾向も一因。(高カロリー、美食、飽食)


糖尿や高血圧、脳溢血、腎臓疾患などは臓毒証体質の中の食毒と考えられますし

扁桃腺、蓄膿、中耳炎などは解毒証体質

循環器疾患、婦人科疾患、痔などは瘀血証体質

と分類されて、ここから慢性炎症にアプローチが出来る可能性


つまり

今回の予防と治療の補助になる可能性を模索しています。(匙加減と組合が重要で記載されている用法容量では無理。減薬しなければ…)


※「森道伯先生傳」は希少本で入手困難

一貫堂処方の竜胆瀉肝湯はコタローのみ。他は薛氏医案の処方。






<お問い合わせ先>

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1

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