糖尿病についてです。
糖尿病は「老化のモデル」とも言われています。
糖尿病を研究する事は、癌を含めた老化現象の解明と、色々な生活習慣病(高血圧、動脈硬化、高脂血症、肝臓病、心不全や不整脈、白内障、アルツハイマー、後縦靱帯骨化症、OPLL、腎臓病など)とのかかわりが解明されつつあります。
糖尿病の診断や進行状況を知るために、「血糖値」を測りますよね。
なんの為でしょうか?
糖尿病になると、「血糖値」が上がると考えます。
これって本当でしょうか?
高血糖は糖尿病の原因ではなく結果では
と言う論文を見つけました。
内容は
グルコース(ブドウ糖)代謝物のメチルグリオキサル(MG)の上昇が、典型的な糖尿病性代謝異常を起こし、それがインスリン抵抗性、肥満、血糖値の上昇へと導くようだ、という独がん研究センターとハイデルベルク大学病院からのショウジョウバエをもちいた研究結果。
インスリン抵抗性と血糖値の上昇が2型糖尿病の原因であり、MGはむしろ高血糖の結果として蓄積すると考えられてきたが、実はそうではないという。
糖尿病の検査に「HbA1c」があります。これは、簡単に言いますと、
ヘモグロビンの糖化 を見ています。
他に糖尿病の検査に「糖化アルブミン(GA)」がありますが、これも血液中の蛋白質の
アルブミンの糖化 を見ています。
これは、糖化が糖尿病の原因であることを示しているからです。
HbA1cもGAも測定する糖化は、グルコース(ブドウ糖)になります。
ですが、糖化を起こすのはブドウ糖だけではありません。
果糖(フルクトース)が特に糖化については重要で、AGEsを産生しやすい糖でもあります。
それにも関わらず、測定するのはブドウ糖(グルコース)になります。
血糖値が上昇し、GAやHbA1cが上昇してしまった状態の糖尿病は、糖化が進みAGEsだらけで老化が既に進んでしまっています。
糖尿病の治療も、アンチエイジングでも、フルクトースを含めた糖化、そして同じ食材でも調理方法や料理法でもAGEs化に雲泥の差が生じます。
この部分からアプローチしない限り、糖尿病をはじめとする疾患、老化、健康寿命を延ばす事が難しい理由です。
これを調べる
AGEs測定器が登場しました。
北海道の医療機関として第一号の導入、採用になりました。
色々な、抗糖化サプリメントなどがありますが、実際に抗糖化、抗AGEsになっているか確認が可能になってきました。
また、AGEsは、若さの指標としても判りやすいかと思います。
AGEsは『若さ指標』
是非、ご確認を下さい。
*当社はAGEs測定器の販売特約店です。
<お問い合わせ先>
札幌市白石区南郷通7丁目北5-1 有限会社 中村薬局 認定薬剤師 中村峰夫 https://www.kanpo-nakamura.com/
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