今回で3回目の更新になりました。(9年目です)
この認定制度が作られた当時は、薬剤師国家試験受験資格が、4年制から医学部と同じ6年制の移行時期で、そのスキルの差を埋めるための自己研鑽の認定システムでした。
当時は、薬剤師免許さえあれば、なんとか飯が食えた時代でしたが、
医療費抑制と医療の質の担保の意味で、「かかりつけ薬剤師」「かかりつけ薬局」「健康サポート薬局」のシステムが、行政主導で行われ、薬剤師の収入に直結する様になりました。
これらの行政主導の認定を受けるために必要になったのが、この「認定薬剤師」です。
ここ数年で、認定薬剤師が急増しました。乱造に近い状態です。今まで、お金にならなかった認定ですが、一気にお金になると判ると・・・・
自己研鑽の為の認定システムから、自分の収入源になる資格になった感が・・・
何処を見て医療が進んでいくのか疑問ですが、そんな中でも、患者さんの健康と生命を守る最後の砦になればと思っております。
ちなみに、これが「健康サポート薬局研修終了証」(全国で15番目)
有限会社 中村薬局 認定薬剤師 中村峰夫