総合診療医と言うのを良く耳にしますが、どの様なドクターなのでしょうか?
医学が発達した現在では病気が細分化され、各科の専門医が診療に当たるケースが多いです。その為、心臓が悪い人は循環器の専門医に、肺が悪い人は呼吸器科の専門医に、胃が悪い人は消化器の専門医にかかるのが当たり前です。
しかしそれでは、心臓と肺と胃が悪い人は、3つの診療科を回って3人の医師にかからなければなりません。そうなれば、時間もお金も沢山かかりますし、夫々の医師が別々の薬を処方すれば、多剤併用の薬害や副作用も出やすくなります。
そもそも、胸が痛いからと言って心臓が悪いとは限りませんし、お腹が痛いからと胃や腸が悪いとも限りません。その原因を探す為に何軒も病院にかかり、見つかった時には手遅れと言う事も耳にします。
その為に、地域に根差した
*かかりつけ薬剤師
*かかりつけ薬局
*健康サポート薬局
と言うのを推進しております。
ですが、総合診療医に相当する薬剤師とは何でしょうか?
薬剤師が関与する医薬品には大きく3つありまして
1) 調剤の医薬品(病院のくすり)
2) 大衆薬(OTC医薬品とも言われ、テレビCMで良く見かける薬)
3) 漢方薬
夫々に薬剤師の専門があります。
ですが、3つの分野とも経験と実績のある薬剤師はほぼ皆無の状況でした。
総合診療医に相当する総合薬剤師とは
調剤(病院の治療)、大衆薬(OTC)、漢方薬の3つの分野が詳しく経験と実績がポイントになります。